2017年12月15日

大腿骨近位部骨折 発生率は西高東低

【高齢者に多い「大腿骨近位部骨折」について、近畿大や大阪医大の研究グループが人口10万人当たりの発生率を都道府県別に調べた結果、中部から関西、九州など西日本で高い傾向がみられることが14日、分かった。都道府県の比較での最大差は約2倍。研究グループは、明確な要因は不明としながら「食生活が影響している可能性もある」との見方を示している。】

(岩手日報・朝刊 20171015日 記事引用)


(全国平均を100とします)

男女とも発生率が低いのは、

秋田県 男性63 女性65

青森県 男性65 女性68

岩手県 男性70 女性68

宮城県 男性73 女性71

北海道 男性78 女性75

うーん、このあたりは冬滑って転ぶケースがあるので、

全国よりは発生率は高いと思っていました。

しかしその地域の食習慣や運動習慣などもあり、骨粗しょう症なるケースもあるでしょう。

そこで骨粗しょう症の都道府県別の状況をリサーチしようとしました。

2012年のたけしの家庭の医学にその骨粗鬆症、都道府県別件数ランキングを行っていたようでしたが、

そのことを報告したあるいくつかのブログでの記載のみで、そのネタ元がはっきりしませんでした。

その中で骨粗鬆症ランキング最低、つまり骨粗鬆症になりやすい県は、秋田県???となっていました。

うーん、大腿骨近位部発生率と矛盾する……ように。

あまりこのデータは信用しない方がいいのかもしれません。


あるホームページでは納豆を食べているところは、大腿骨近位部骨折発生件数(10万人あたり)が少ないというデータを示すところがありました。

これは、納豆がカルシウム吸収を助けるビタミンK2が入っているからです。

しかし、これもどうでしょうかねぇ~


男性で一番発生率が高いのは、144の沖縄県、

なんと秋田県男性の2倍以上、

明らかにこれは有意差がありそうな数値の差です。

果たしてどのような要因が影響を与えているのでしょうか。

posted by リハ技師 at 18:38| 山形 ☁| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月14日

追跡東大研究不正〜ゆらぐ科学立国ニッポン〜

もう1つ今日も番組の紹介。

1210日の放送。

NHKスペシャル「追跡東大研究不正〜ゆらぐ科学立国ニッポン〜」


番組のホームページから、この番組の概要を引用。

【日本の科学研究をリードする東京大学が、データをねつ造するなどの研究不正で揺れている。今年8月、分子細胞生物学研究所(分生研)の渡邊嘉典教授の研究室が発表した5本の論文で不正が認定された。2006年と2014年にも、当時の工学部教授の研究室で不正の疑いによる処分、分生研教授の研究室で論文の不正認定と、不適切な研究が相次いでいる。一体、何が起きているのか100人をこえる関係者を取材。浮かび上がってきたのは、激化する国際競争の中で変容してきた科学研究費の配分を巡って、翻弄される科学者の姿。そして、科学技術立国を掲げ、研究成果を国の発展につなげようという施策が、皮肉にも、科学を停滞させかねないという現実。今、ノーベル賞受賞者も危機感を募らせ、自ら、模索を始めている。日本の科学が直面している課題は何なのか。研究不正の報告書をひもとき、独自に入手した資料と、当事者たちのインタビューから迫る。】


上記の文章では、不正な研究が相次いでいるという言い方になっていますが、

もっと明確に言うと2000年以降から右肩上がりにその数は増えているのです。

その要因の一つに、科学研究費(略称では化研費)の施策が挙げられていました。

(かなり前ですが、コラムでその問題点を報告したことがあります)


何が問題になっていたのでしょうか。

でていたのは、基本的な(安定的な)運営金が減って、競争的資金が増えたことによって、

その競争的資金が手に入らないと、その実験者が行っている実験ができなくなってしまうことがでてきたのです。

また審査側も、専門でないものも審査することがよくあり、

その場合はその報告した人のプロフィール(どのような医学雑誌に載ったのかなど)をみて、

評価してしまう傾向があるなど、

研究そのものの審査ができないなかで評価してしまう、ということがでていました。

その審査員が番組にでていましたが、

ほぼボランティアのような感じで、膨大の数を仕事の合間にしなければならず、

これでは適切な審査ができないだろうと思わせるものでした。

アメリカでは専門にそのような人を配置していていることも報告され、

日本とアメリカの科学支援体制の違いを思い知らされました。


あとびっくりしたのは、東京大学教授が行っている実験に関しても、

来年度以降、その安定的な基本的な運営金の確保がままならない、という状況にはあぜんとしました。

東大の状況がそうであるなら、例えば地方の国立大学などの研究は大丈夫なのかとも思ってしまいます。


日本は基礎研究に力を入れてきました、

すぐには成果をださないものも数多くありましたが、

長い時間をかけて、日本経済成長の後押しをしてくれたものでした。

しかし競争的資金が、すぐ成果をだすものが判断基準になっていくなかで、

その基礎研究は世界でトップクラスになるどころか、

近隣諸国とも差がない状態になる可能性がある、という指摘もあるようです。


最近は東芝などの一流企業の不正な仕事が何度もでてきました

日本の産業は、本当にどうなっていくのでしょうか。


posted by リハ技師 at 15:49| 山形 ☀| Comment(0) | 番組紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月13日

交通弱者を救え! バスの自動運転

今日も番組の紹介。

BS TBS 「夢の鍵」という番組から。

129日放送、

その回のタイトルは…、「交通弱者を救え! バスの自動運転」。


番組のホームページから…。

【群馬県桐生市は公道での自動運転の実験に協力的な都市だ。この地で、バスの自動運転化を目指しているのが群馬大学の小木津武樹(おぎつたけき)准教授だ。桐生市内にはすでに低速電動バスが走っているが、小木津さんはこの電動バスに注目した。電動バスは自動運転との親和性が高く、この電動バスに自動運転機能を取り付ければ、もっと便数を増やせて、お年寄りなどの交通弱者を救うことができると考えた。車両の開発を担当したのは、同じく桐生市に工場がある宗村正弘(むねむらまさひろ)さんだ。現在の電動バスをさらに改良した自動運転用の車両開発は順調に進んでいる。難しいのは、この車両に魂を吹き込む自動運転システムの開発だ。カメラは桐生市内の一般公道で行われる自動運転に密着、右折や信号機の認識など小木津さんの走行実験を追った。】


バスなどの車の自動運転が成功すれば、確かに交通弱者は存在しなくなるでしょう。

なぜなら過疎地でのバスなどの運送業は人件費が大きく経営を圧迫することが多いからです。

そういうことでは、画期的と言えます。


しかしこのような車の自動運転化の番組は昨年も紹介してきました。

それではAIの進歩がここまできたのかと驚きを感じる内容になっていました。

しかし、それと同時にまだ現段階では様々な限界があることも見えた番組にはなっていたかと思います。

番組では2020年度までには世の中に出したいと言っていましたが…。

では何が問題になるのでしょうか。

やはり地域によっては様々な道路の状況や天候などによって、

AIでの適切な判断がうまくできないことが分かってきたのです。

つまり膨大なデータが必要になったのです。

そこでこの番組。

地域限定の自動車運転完全自動化を狙った内容になっていたところが、その対応策になっていました。

地域限定にすることにより、

ある程度の環境、ある程度の気候をデータとして蓄積すればよくなることにより、

データとしては少なくて済むことになります。


またもう一つ現実的な対応として完全自動運転車のスピードを遅くすることです。

番組ででていたのは、最高速度20キロという設定でした。

速度を挙げれば上げるほど、

データとしては膨大なデータが必要になるようで、そこでスピードを抑えたのです。

もちろんこれだけ遅いと、何も知らない後ろの車はイライラするするかもしれません。

そのこともあり、

このバスの完全自動運転が地域の高齢者(交通弱者)を救うことを訴えるような場を作って、

そのような遅いバスがあることを許容してもらうように話していました。


日本中どこでも完全自動運転できる車は、まだまだかなり時間がかかるでしょう。

しかし交通弱者は現時点においても困っている人たちは多いです。

ゆえに早く実現するために、地域限定のスローバスの発想は、おおいに理解できるものでした。


早く完成版をみたいものです。

posted by リハ技師 at 17:19| 山形 ☁| Comment(0) | 番組紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月12日

人の嗅覚に代わる膜型表面応力センサー

番組の紹介。

1126日放送、

BSフジ ガリレオX 「その“ニオイ”嗅ぎ分けます! 人の嗅覚に代わる膜型表面応力センサー」

番組のホームページから引用。

【人の五感に代わるセンサーが続々と開発・実用化され、私たちの周りに溢れている。しかし、その中で唯一実用化されていないものがある。それが嗅覚センサーだ。

私たち人間が“ニオイ”として認識している成分は、自然界に40万種類以上あると言われ、それが100から1000種類以上混ざり合あい、一つのニオイを構成している。

そんな複雑なニオイの成分を嗅ぎ分ける、超小型・超高感度、そして汎用性に優れた嗅覚センサーが開発された。現在、このセンサーを使って果物の食べ頃を推定したり、呼気から食習慣を判定するなど、様々な実証試験が進められ、実用化への期待が高まっている。

五感センサー最後の砦を崩す嗅覚センサー・MSSの可能性に迫る。】


このBSフジのガリレオXも、なかなか面白いドキュメンタリーを流していました。

この回の後に特集したスタッドレスタイヤの秘密に関しても、

ブログ管理者、昔のスパイクタイヤであれば突起物があるので、滑りづらくなるとは思っていましたが、

スタッドレスがなぜ滑りずらくなるのかは、改めて考えてみると不思議に思っていました。

番組をみていくと、何回も「へぇ~」と相槌をうちながらみるほど勉強になる内容でした。

さて今回はその前に行っていた嗅覚の機能を機械ができるのか、というもの。


昨年の番組紹介で多かったのは、AIに絡んだ内容が多かったです。

ビッグデータを使って、様々革命的な分析が可能になってきています。

しかしそのビッグデータを収集するためには、様々な情報が必要です。

視覚や聴覚などの情報は、現時点においても、

そのビッグデータを収集するために、様々な情報加工をし、AIにインプットすることができるようになっていました。

しかし、嗅覚は他の五感と比べて複雑なこともあり、その情報加工があまりうまくできていませんでした。

今回番組が取り上げたのは、

物質・材料研究機構の吉川元起さんらが取り組んでいる臭いを識別できる嗅覚センサ。

現状そこではすでに様々な臭いをすでに識別できるようにはなっていますが、

例えばその時の温度などの外的要因が変わってくると、

正確にまだ機能しないところがあり、それが今後の課題となっています。


将来は人の息を嗅覚センサで測定することで、

様々な健康状態を図れるものにするのが、大目標のようでした。

例えばいま遠隔診療ができるようなテクノロジー段階まできつつありますが、

今回の息による診断も、この遠隔診療のルーチンに入れ込み、

更に医師の判断材料が増えることで、適切な判断ができるようになってくるかもしれません。

posted by リハ技師 at 16:14| 山形 ☁| Comment(0) | 番組紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月11日

“脂肪と筋肉”が命を守る

番組の紹介。


115日放送、

NHKスペシャル「シリーズ人体神秘の巨大ネットワーク第2集驚きのパワー!“脂肪と筋肉”が命を守る」


この番組の概要をホームページから引用します。


【第2集のテーマは“脂肪と筋肉”です。なぜダイエットに失敗するのか、メタボリックシンドロームはなぜ怖いのか。最新科学が、その本当の理由を、明らかにしていきます。単に体を覆っているだけだと思ったら大間違い。脂肪が、脳や免疫をコントロールしたり、筋肉の働きが、記憶力の増強やがん予防と関わっていたりする可能性も報告され始めています。さらには、現代人の体の中で、そんな脂肪と筋肉の働きに深刻な異常が起きていることも明らかに。心筋梗塞や脳梗塞、そして糖尿病など、あの「メタボ」が招くさまざまな病気の根本的な原因が、実は、脂肪や筋肉の情報交換に潜んでいたのです。全く知らなかった筋肉と脂肪の驚くべき能力。その謎を徹底的に解き明かしていきます。】


番組では非常に珍しい病気を持った子どもが紹介されていました。

その病気とは、脂肪萎縮症というものです。

生まれつき、ほとんど脂肪がない状態のまま…。

その子ども、異常と思われるほど食欲がありました、

他の脂肪萎縮症の人たちも同じように異常に強い食欲があります。

本来私たちは食べれば脂肪細胞に中性脂肪が増えてきて、

そこで脂肪細胞からレプチンというメッセージ物質を放出します。

そのレプチンは、「もうエネルギーは満杯ですよ💋」というメッセージをだします。

それが脳に伝わり、もう食べたくないという判断をし、食欲が抑えられるのです。

しかし脂肪萎縮症には、

脂肪細胞そのものがあまりないのでレプチンが出せない状況になります。

そのため、脳はいつまでもエネルギーは足りないと判断をし、食欲がそのまま残ってしまうのです。


しかしそもそも脂肪萎縮症でもないのに、

いっぱい食べ続け、メタボになってしまう人は、ブログ管理者も含め😖大勢います。

なぜなのでしょうか。

まだそのメカニズムはまだよくわからないものの、

血液中に脂肪が多く漂っていると、レプチンが出ていても、

そのレプチンをきちんと感じる度合いが弱くなっているのではないかともいわれています。

他にもいくつか仮説はあるようです。


しかしメタボは、よく聞くものなので、たいしたことがないものととらえがちだと思います、

番組を見ると油断してはいけないという気持ちになる人もいたかもしれません。

このようなメタボ状態が続くと、

なんと免疫細胞が暴走して、様々な正常な組織を攻撃してしまうという事態を引き起こします。

そしてそれが動脈硬化・心筋梗塞、糖尿病などの病気を引き起こしていました。


番組では、

運動をするとその筋肉から出るメッセージ物質IL-6が免疫細胞の暴走を抑えているという研究結果が放送されていました。

やはり適切に運動を与えることで、

その人の健康状態を改善させていくことを今一度再確認したのでした。

posted by リハ技師 at 17:02| 山形 ☀| Comment(0) | 番組紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月08日

薬の広告 表現柔軟に

【厚生労働省は医薬品などの広告基準を15年ぶりに見直す。特定の性別や年齢をターゲットにする表現を認め、例えば生理痛に効果がある医薬品の効能をアピールしたい場合に「女性向け」といった表現が可能になる。厚労省は今月下旬にも新基準を都道府県に通知する方針。医薬品メーカーなどの販売戦略の自由度が高まる。】

(日本経済新聞・朝刊 2017925日 記事引用)


最近様々な広告媒体(スマートフォン向けアプリなど)が出始めていて、

今までそのような広告媒体に薬事法による規制をするうえでの内容が明記されていませんでした、

そのためありとあらゆる広告媒体に今回の広告基準が当てはまることになります。

そもそもなぜ薬の広告規制があるのでしょうか。

それは健康状態に強くかかわる薬の情報が短い時間内に説明できるものではないからではないかとブログ管理者はとらえています。

ゆえに薬そのもののCMって、あまりみたことはないですよね。

よくあるものとしては、製薬会社そのものを宣伝しているCMになります。


では今回どのように変化したのでしょうか。

まず2020年のオリンピックを前に、外国人が数多く来日することから、

医薬品名にはアルファベットを認めていくと、なっています。

2点目として新発売といえる期間設定です。

これが今まで6か月間であったものが、1年間まで伸びました。

これは他の商品が新発売と言える期間が1年間であったので、それにあわせたようです。

3点目としては、

「女性向け」「30~40歳代向け」と言った特定の年齢や対象の表現を認められました、


さて診療報酬の薬価の引き下げは1.3%程度になるとのこと。

この薬価の引き下げは市場の価格より約9%程度、取引価格が上回っているという調査が明らかになったからです。

しかし、こんな状況は以前からあったのではないか、遅きに失したのではないかとも思ってしまいます。

(医療本体部分は0.4~0.5%程度のプラスと言う報道がありましたが、まだ未確定情報)

posted by リハ技師 at 14:34| 山形 ☁| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月07日

来年度の診療報酬・介護報酬改定4

今年最後あたりには、診療報酬の改定率がでるでしょう。

ほぼプラスになることは、

与党の動きでわかるものの、その+の数値がどれだけのものになるか注目です。


さて回復期リハ病棟、もう1つ検討されているのは、

自宅復帰率が今よりも基準が厳しくなるかもしれないという報道が…。

現在回復期リハ入院料1では、自宅復帰率70%ですが、

それが75%?80%?になるかもしれません。

同じように地域包括ケア病棟の自宅復帰率も現在の70%から、

さらに上の数値目標になる可能性があります。


維持期・生活期のリハビリについてはどうでしょうか。

実は、外来においても長期間リハを必要とする意見は相変わらず多いという意見が数多く出ているようです。

そのためにもまたまたなのですが、

要介護被保険者のリハ算定に係る経過期間について、

平成313月まで延長することも検討されているようです。

また介護保険サービスの施設基準・人員基準と医療の疾患別の施設基準・人員基準が、

全く別別ではなく、共有化をすることも検討されているとか………。

posted by リハ技師 at 18:27| 山形 ☀| Comment(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月06日

愛寿園で高次脳機能障害について講演

温海にある愛寿園から、
高次脳機能障害についてお話していただきたい、ということで、
今日行ってきました。
10名ほどのスタッフが並び、その前で1時間15分の講演と15分の質疑討議がありました。
内容的にはごく簡単に高次脳機能障害とは何かを説明した後、
注意障害 、記憶障害、遂行機能障害、社会的行動障害が、
具体日常生活上、どのようにでてしまうのか(写真を使ってドラマ仕立てで構成)、
そしてその時の接し方はどんな対応をすべきか、ということを話してきました。


しかし今日はあいにくの大雪⛄。
講演が終わってから、当院駐車場の雪のけに汗をかきました
腰も痛いです…😖。

あと、全然別の話を…。
先週の水曜日にOT学生の見学がありました。
明日もOT学生の見学があります。
まだまだOTは求人を出しているので、見学に来てください。
PTも若干名募集をかけることになりましたので、PT学生も見学しに来てください(既卒もOK)。

posted by リハ技師 at 20:13| 山形 ☁| Comment(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月04日

来年度の診療報酬・介護報酬改定2

どうやら診療報酬改定、

やはり薬価の大幅な引き下げが効いて、

医療本体、若干のプラスになるというニュースが聞こえてきました。

(財務省の財政等審議会は、1129日、診療報酬・介護報酬、マイナス改定にするべきという提起があったので、心配していました)


さて介護報酬改定、

今回はまず通所介護から…。

論点1 現行の個別機能訓練加算、専従要件あるが、専従要件を外し、リハマネジメントをする加算を創設。

論点2 基本報酬は2時間ごとの設定から1時間ごとの設定へ。

論点3 大規模通所介護 更に減算?

論点4 延長加算 単価引き上げ?

論点5 通所リハ・訪問リハ共有型施設の施設基準の明確化


次に訪問リハ。

論点1 リハマネ加算を基本報酬に組み込む?

論点2~論点5は、以前の通所リハのところとほぼ同じような改正内容。

論点6 介護予防 アウトカム評価の新設?

論点7 訪問リハ事業所の医師配置の明確化

論点8 リハ計画を作成する医師の診療在り方の評価の見直し

論点9 通所リハのところとほぼ同じ内容


次回は、診療報酬 回復期リハ病棟等。

posted by リハ技師 at 18:03| 山形 ☁| Comment(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月01日

来年度の診療報酬・介護報酬改定1

介護報酬改定、ほんのわずかではありますがプラス改定のようです。

(どうやら薬価がかなり大幅引き下げにできたことが大きいようです)

マイナス改定を予想していたブログ管理者としては、多少なりとも安心するニュースではありましたが、

このことは消費税増税10%にいくこととかなりリンクするでしょう。

(消費税10%の増税になるのは、来年の10月から)

このブログ読者の皆様においても、

消費税増税は致し方ないという人もたくさんいるかもしれません。

しかし経済学者もデフレ下の消費税増税に関しては否定的な意見をもつ人が多いのも事実です。

現状まだデフレを脱却したとは言えない状態(物価上昇率2%はまだまだ達成していません)です。

この状態のまま消費税増税をすれば、国の税収が増えるどころか減ってしまう可能性もあります。

そうであれば、なぜそもそも消費税増税をしたのかということにもつながってしまいます(景気が落ち込むことによって税収が下がってしまう…)

このことによって、また消費税不況が始まってしまう…、このことを政府は防げるのでしょうか。

もちろん、消費税増税は逆進性が強いということも問題です。


さて、医療報酬も介護報酬も厚生労働省のホームページには、

このように変わるかもしれない、というものがでてきています。

厚生労働省のホームページをきちんと見ている人には、知っている内容でしょうが、

リハに関わるところだけ、何回かシリーズで取り上げたいと思います。

今回は、介護保険の通所リハについてです。

(厚生労働省ホームページに出ている文章をそのまま載せるのではなく、

その文章からブログ管理者が、厚生労働省はこう持っていきたいのだろうなということを推察した文章を1〜2行にまとめました)


通所リハ

論点1 デイケアは必ずリハマネジメント加算をとれるような内容を必須とする?

論点2 リハ会議の医師の参加や、リハ実施計画書の医師説明の基準を緩和

論点3 リハの質を高める評価データ収集事業VISITに参加した事業所に加算?

論点4 介護予防にもリハマネ加算

論点5 社会参加支援加算 介護予防関連事業者・就労に移行したものも社会参加支援に

論点6 介護予防の人たちも生活行為向上リハ実施加算

論点7 手厚いリハ体制のところには高点数?

論点8 短時間通所リハの行う場所 診療報酬の施設基準とリンクして緩和?

論点9 医療保険・介護保険のリハ計画書 互換性をもった様式へ


次回は通所介護の一部と、訪問リハについてです。

posted by リハ技師 at 17:18| 山形 ☁| Comment(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする